企画展示室
 美濃焼及び他産地のやきものを、年6回企画し展示します。
 
秘蔵の華
桃山陶展
 この度の展覧会は、8月1日から開催されます国際陶磁器フェスティバル美濃‘08協賛事業として個人の秘蔵品を中心に桃山時代から江戸時代前期に美濃で焼かれた瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部の様々な茶道具を90点取り上げ、その魅力を紹介します。
 美濃は古来からやきものを焼成するのに適した地形、気候、燃料、粘土などに恵まれ数々の名品を世に生み出してきました。その中でも今なお私達を魅了し続けている桃山陶は、桃山時代に興った草庵の茶を反映して日本独自の美である侘び、寂びを意識した瀬戸黒や黄瀬戸、白くて多種多様な鉄絵が描かれた志野から徐々に開放的で華やかで斬新な様式を取り入れた織部へと変化していきます。その後、洗練された上品なきれい寂びの流行に伴って、端正で優美な茶陶へと受け継がれていきます。その変化は京都や大阪、堺などの大都市を中心に茶を嗜む人々が求めたものであり、美濃はその流行を素早く理解し、具体的にものに置き換えることができる技術と材料を備えていました。その新しいものを創り出す技は、様々な姿で現代の陶芸家へと連綿と受け継がれています。
 展覧会を通して、日本の美の象徴でもある桃山陶の魅力をお楽しみ頂ければ幸いに存じます。  

青織部木瓜形蓋物

総織部手鉢

会 期
平成20年7月29日(火)~平成20年10月5日(日)
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
主 催
財団法人 岐阜県陶磁資料館
助 成
とうしん地域振興協力基金
国際陶磁器フェスティバル美濃‘08協賛事業
会期中
休館日 
無休
入館料
一般300円 大学生200円 高校生以下は無料
団体(15人以上)は各2割引
優待券(1年間、何度でも入館できます。)1,000円


〇桃山陶の陶片を触れてみませんか!!

 岐阜県陶磁資料館では、常時、愛陶家の皆さんに桃山時代の陶片を直接、手にとって鑑賞していただくコーナーを設けました。是非、御来館をお待ちしております。

〇人間国宝の抹茶茶碗で抹茶を飲んでみませんか!!

 当館では「今月の茶碗」として、人間国宝の加藤卓男をはじめとする美濃の現代陶芸作家の抹茶茶碗で抹茶を飲んでいただくコーナーを設けました。

 ※ただし有料:400円

平成20年度企画展予定表